Cacao Ceremony
カカオは古代マヤの時代から儀式の際に用いられ、"Theobroma Cacao"というカカオの学名は「神々の食べ物」を意味します。カカオは、幸福感をもたらす神経伝達物質「アナンダミド」を含有する唯一の食材だといわれており、カカオセレモニーは儀式用の特別なカカオを用いて、音楽、瞑想などを通して自分自身の深い部分と繋がるワークです。不安や恐れを解放できるとされ、欧米を中心に世界中で流行しています。

Story
コロナ禍は私たちを物理的に分断し、死の香りが市井に濃く漂うようになりました。
比例して毎日の報道やSNSで必要以上の不安を受け取り、精神的に苦しくなってしまう”不安病”としての側面も、こんな時代だからこそ出てきています。
古来より人々は、歌や踊りや祈りなどの儀式を通して共同体感覚を得て
繋がりをつくってきました。いま、強い不安に苛まれながらも身を寄せ合うことができない状況で、私たちはどのようにして一体感を、安心を、感じることができるでしょうか。
その問いへの私なりの1つの解としてオンラインでのカカオセレモニーをつくりました。カカオは前述のように、幸福感をもたらす食物としてマヤ族などの儀式に用いられてきました。私がそれを初めて体験したのは南米グアテマラで、儀式用のカカオがもつ確かな効果を実感しました。
そして、その力を給び、得るタイミングは今こそなのではと思い立ち
カカオセレモニーの五感体験をパッケージで配送し、オンラインチャットを使い
自宅にいながら共に体験できる本企画をTABEL株式会社代表の
新田理恵さんと共に作りました。
カカオセレモニーは自分自身のより深い部分に繋がることができ
混乱の時代に自分自身の指針を探していくのにも最適です。
人類の大先輩である植物の力を借りながら
繋がりと解放を感じていきましょう。
Ozone/雨宮
※2022年現在ではオンラインは休止し、逃げBar White Outでの不定期開催のほか、出張開催を承っています。


雨宮優
Ozone合同会社代表/音楽フェスプロデューサー/DJ/逃げBarオーナー
仮想の世界の物語を書き、フェスとして現実の体験に仕立て上げる”体験作家”。過去作に「サイレントフェス®︎」「Mud Land Fest」「KaMiNG SINGULARITY」など。全国100箇所以上で体験のプロデュースを行う。
新田理恵
TABEL株式会社代表/管理栄養士であり国際薬膳調理師。薬草キュレーター。
食生活のアップデートを目標に、料理とその周りにある関係や文化も一緒に提案し、地域の商品開発やレクチャーを行っている。著書「薬草のちから(晶文社)」
Program
カカオセレモニーには3つのプログラムがあります。
1/守
瞑想をベースにした穏やかなインナージャーニー。着座での呼吸を通して自身の内側を深く探っていきます。
2/破
火の呼吸を通したブレイクアウトジャーニー。倍音楽器の音浴と併せ、自らを手放して感情を解放していきます。
3/離