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お金の量を基準にしない「ご祝儀」と「返礼品」で交わる新しい共創の形をつくりました。

その名も「Ozoneクラウドギフティング」

南足柄に新たに立ち上げたマルチバース古民家「Ozone荘」の12の部屋(世界)を作り上げていくための自家製クラウドファンディング(に近いけどちょっと違うなにか)です。


 

「Ozoneクラウドギフティング」では皆さまよりご支援ではなく、ご祝儀を募らせていただきます。

 

なので支援金の目安となる値札のついたリターンも、目標金額もありません。


 

「ご祝儀」には「返礼品」でお返しをさせていただきます。

 

いただいた「ご祝儀」の額に関わらず、好きな「返礼品」をカタログ内よりお選びいただける仕組みです。

 

ギフトにはギフトを、ということです。


「ご祝儀」もお金ではなく、Ozone荘でこれからつくっていく12部屋の世界を構築する”素材”をAmazonウィッシュリストの中からお贈りいただく形式です。


なので、お金よりもその後の使い道がクリアです。

いち早く完成が見たい”世界”を共創するように、素材を贈っていただくことができます。


 

返礼品カタログでは、普段のお仕事では10万円以上でお請けさせていただいているようなことも、ギフティングシーズンに限り100円のギフトからでも、変わらぬクオリティでギフトさせていただきます。


 

形式的なギブ&テイクの関係ではなく、互いに想像し合える豊かな関係を、クラウドギフティングを通して特別なあなたと結べたらと思います。

 

並行世界を共創しましょう。

クラウドギフティングの流れ

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ギフトを選ぶ

ウィッシュリストからギフトを選んでお贈りください。

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返礼品を選ぶ

カタログからご希望の返礼品をお選びください。

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フォームで連絡

​メールフォームよりご連絡ください。返礼品をお届けします。​

もし、ウィッシュリストから配送不可の品物がありましたら、

〒250-0135 神奈川県南足柄市苅野941 Ozone荘​まで直接ご送付くださいませ

以下より、Ozone荘についてのご案内

想像ファースト。つくる人のためのオゾン層

Ozone荘は”そうぞう機会の最大化”をパーパスにするOzoneが開く、里山の古民家。 

イマジネーション広がる未知なる刺激と、長閑な自然環境。

クリエイティブ深まる生活の保証と、最高の創作環境。 

Ozone荘はあらたなものが生まれる気配に満ちています。

流れる水の静けさ、息を呑む星空

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180°に広がる美しい山々の稜線、県内最高品質の湧水、

古き良き日本古来の里山風景の中に、Ozone荘はあります。

街灯もない静かな夜、

空を見上げれば包み込まれるような息を呑む星空が広がります。

未・住・食で”そうぞう機会”を守る

Ozone荘は家に住むことはもちろん、

徒歩2分の場所に果樹園も兼ねた畑を借りているので、

無限に湧き出る美味しい湧水と共に、農作し食べ物の自給ができます。

残る「未」とは「未知」、

Ozoneが8年かけて作り上げてきた未知なる並行世界が空間に点在し、

好きな世界で創作ができます。

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響きあう12の並行世界

小説として描いた空想の世界を

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現実に現してきたOzoneの様々な世界が再生します。

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”aiが神になった世界”や”人が植物に輪廻する世界”など独立しながらも響きあう

様々な時間軸の並行世界が、小説のページをめくるように

襖1枚隔てた先に次々に展開します。

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Ozone荘はこれまで惜しまれつつも幕を閉じていった様々な世界が転生します。

 

逃げBar White Outも、Mud Land Festも、鎌倉四響祭も
完成し役目を終えていった”世界”が、時間を超え空間として再び姿を現します。

 

Ozone荘はどんな場所で、どんな未来を見ていて、どんな風に関われるのか

 

ぜひ考えていることをお話ししていきたいのですが、

そのためにはやはりどうしても、2025年1月末に幕を閉じた前作「逃げBar White Out」のお話から始めなくてはなりません。

​他県

体験作家/アメミヤユウ

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「逃げBar White Out」は2019年の年末に横浜に開いた”逃げ場”をコンセプトにしたBarです。社会福祉相談所やシェルターに行くまででもない、あるいは行くことができないけれど「逃げる」が必要なときに、いつでも気軽に逃げに来れるよう、駅から徒歩1分の1階路面店に店をつくりました。

この場をつくる前は、同じく横浜で「リバ邸」という”現代の駆け込み寺”をコンセプトにしたシェアハウスを開いていて、そこもまた夜な夜な様々な事情で人が訪れる場でした。

 

両者とも、社会にもっと「逃げのグラデーション」をつくるための場づくりでした。

 

「逃げる」は生き物にとって基本的な行動の1つですが、社会的な動物たる人間は、周囲との関係や、社会的な常識(とされるもの)が枷となり「逃げる」は気軽に選択できる行動ではなくなってしまいました。

 

僕自身、平凡な人生を歩む中で、逃げられない事情や、逃げることすら考えられない状態など、それなりに体験してきてはいるので「とにかく逃げろ」なんてことは言えません。

 

それでも5年も逃げ場を開き、逃げの啓蒙をし続けているのは、逃げられないことが続くと、致命的な選択、つまり自死に直結してしまうからです。

 

「自死」自体を選択として否定しているというよりは、死後の世界が、それしか選択しようのない最後の希望になってしまう前に「逃げる」という選択肢をどこかで選ぶ機会を平等に広げたいということなのです。

 

G7で若年層の最多死因が自死なのは日本だけですが、若いうちはどうしても、家庭や学校など、所属している場所だけが世界だと思いがちで、それ以上に無数に広がっている居場所に目を向けることが難しいです。

 

さらにいうと、まず大人が「逃げる」ことを知っていなければ、逃さなきゃいけない状態を察知できなければ、状況は好転しません。

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逃げ場、とはある種、形而上的な概念です。
警察署やコンビニのように、社会的に共通する機能が定められている場ではなく、複数の人がとある場所を「逃げ場」と認識することで、そこにはじめて生まれる概念です。

 

逃げ場と思える場所に行くことで「逃げる」を自らに許容して、その共同主観幻想により「逃げ場」の概念はより強化されていきます。これは逃げ場に限らず、世の中で機能する全ての場に言えることでもあります。

 

逃げ場も、世界も、自分も、作ることができます。最終的に自分を逃がせるのは自分だけだとしても、逃げ場という世界観を共にして、穏やかな孤独を分かち合えれば、そこには1人じゃない新たな地平が生まれます。

 

逃げBarでは死後の視点からクリアに自分を俯瞰して行動している状態を「逃げる」としてそれを”星の視点から自らを見つめること”というステートメントで開店当初から表していました。

逃げBarは実際に逃げたい事情がある当人たちに一日店長という形で場を開いてもらい、互いに逃がしあう場をつくってきました。

 

逃げてきたこと、つまり弱さを前提にすると、人はつながりやすくなります。この場では日常では出会うことがなさそうな人々が縦横無尽につながり、それが結果的に一人一人の世界を広げることになりました。

 

「逃げる」と「ゆるす」は近い場所にありました。
逃げる、という状態は逃げたい場所である今ここでも、逃げ切りたい場所であるあちらでもない、その合間のポジションにいること。どちらでもない半端な状態であることを自分自身に許しています。

 

「逃げ切る」ことを「退却」あるいは完全な「変化」としたときに、まだそこには行ききれないけれど、その場をまなざし、歩みはじめる状態もあれば、逃げ切りたい先から目を逸らし、後退していく様もまた「逃げる」です。

逃げBarはそのゆらぎを許すことができる場でした。

そしてOzone荘は、場自体がゆらぎます。

襖1枚で隔てられた並行世界。
そこにあるのは”逃げ場”という設定のみならず”aiが神になった世界”や”人が植物に輪廻する世界”

など全く異なる舞台設定が、小説の段落が変わるくらいなめらかに展開します。

環境の不確かさに併せて、人の実在や現実感も曖昧になっていき、娑婆で定まっていたはずの様々な設定は消えていくこととなります。

Ozone荘はみずから星をつくります。

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だからこそ自分の所在地は自分で作るほかなくなり、そこに最も個人的な(故に最もクリエイティブな)そうぞう機会が生まれます。

 

自分で自分の世界(居場所)をつくってあげられることは、無常な世界をしなやかに、そして劇的に生き延びるために大切なことです。Ozone荘は「逃げる」を超えて「退却(Retreat)」まで範疇に入ります。肌に合わない世界から退却し、未住食がある異世界生活に切り替えることが可能です。

 

Ozone荘での滞在制作期間は、ある種の出家でありながら、正しい経典を学ぶのではなく、その世界観自体を自らの手で創り出すプロセスになっていくことでしょう。

 

つくったもの、ことを外側に発信していく方法はAIに聞いたり、Youtubeを見ればいくらでも学ぶことができますが、既に内側にあるものを0→1の作品していくためには、そうぞう機会を最大化した環境と時間が必要です。

体験作家として無数の世界を10年間作り続けてきた中で、そのような環境や体験づくりはお家芸ですので、安心して環境に身を委ねていただければと思います。

 

また、つくることから逃げ、ゆらぎの状態そのものを観察できる場として、逃げBarはOzone荘のなかの逃げ場としていつでも逃げることができますし、もちろんそれに限った場合でなくても元の逃げBarと同じく、どんな事情でも、逃げたくなったら逃げにいらしていただける場にします。

 

逃げBarは変わらず、どんな「逃げ」も尊重します。つくることから逃げても良いです。白葬やスペースレンタルについても、準備が出来次第再び再開する予定です。

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想像ファーストで、自分にとって居心地の良い、理想的な世界を描いていくために

具体的には「クリエイティブ・リトリート(仮称)」という、そうぞう機会を最大化する宿泊滞在型のリトリートプログラムを中心に展開していく予定です。一旦いま過ごしている世界を漂白し、あなただけの世界観をつくりあげていきます。

 

また、初年度はそれ以外にも幅広く関わり代を展開する予定です。

 

ただ1人でじっくり静かな場でのどかに暮らしたいというニーズには、会員制の別荘プランを。

 

イベントスペースやリトリート会場として使いたいというニーズには、一棟貸しのレンタルプランを。

 

ただ逃げに行きたいという方には逃げBarの通常営業を。

 

その他、目的を持った別のリトリートプログラムや、サイレントフェス、イマーシブシアター、シェア農園、大学、撮影スタジオ、などなど、随時展開して参ります。

 

ことの詳細はまとまり次第、SNSでリリースのご報告をさせていただきます。

https://x.com/Ozone_llc

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Ozone荘は

一度この世からいなくなった世界が同時に、

並行して再生し、存在するあわい膜です。

膜とは様々な領域を仕切る柔らかく透過的な境界を表す概念です。

完全な統合や閉鎖を避けながら、

様々な要素が適度な距離を保ち、

相互に影響し合いながら共存するための柔軟な仕組みであり、

生命がエントロピーの増大に逆行し秩序を保つため、

つまり生きるための基本的な構造です。

逃げBarの次の場として「逃げる」の次の問いは「生きる」です。
人はなぜ、生き延びるのか?

 

生き延びるためのインフラを、想像世界を、拡充させていきながら、活きるための創造を、プロトピア的な生活を発展させていきながら、その問いの解をそれぞれが身体的に実感し、分かち合っていきたいと思います。

 

そのプロセスは、きっと自死などもったいなく感じてしまうほど多様で、魅力的な生きる選択肢が生まれ続けることになるはずです。

 

幽玄夢幻の複合並行膜世界(Entangled membranes)

 

Ozone荘、膜開けです。

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アンカー 1

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